
有料WordPressテーマを買おうか悩んでる人「WordPressの有料テーマのことが知りたいけど初心者だから使いこなせるかが心配。初心者が選ぶ基準やポイントを詳しく知りたい!本当に使いやすいWordPressテーマはどれか教えてほしい。」
こんなお悩みにお答えします。
人気の有料WordPressテーマはかなりあります。
どのテーマも多くのブロガーやアフィリエイターの方があっちこっちで比較されています。
しかし、人気があるからそれが本当に初心者に使いやすいか?
いいえ、そんなことはありません。
比較サイトの対象はあなたではありません。
鵜呑みにして人気テーマを買ってしまうとWordPress初心者の方は本当に苦労します。
この記事ではWordPressの有料テーマを3つのカテゴリーに分けて紹介していきます。
- 初心者・中級者・上級者のWordPressテーマがわかる
- 初心者が使えないと困る部分がわかる
- 初心者が困らないためのテーマ選びがわかる
- 初心者に本当におすすめのテーマがわかる
- 2021年以降求められるテーマとは
長文ですがテーマ選びの失敗しない方法を書いています。
ここで紹介するWordPressテーマは、圧倒的な人気と機能をもつ優秀なテーマのみを紹介しています。
しかし、TVやDVDデッキのようにふだん使いなれたモノを買うわけではありません。
比較されても分からない機能がほとんどでしょう。
WordPressのテーマはTVやデッキのように高機能=使いやすいではありません。
そのあたりも含めて分かりやすく説明します。
この記事がオススメな人
- 自分のレベルに合うWordPressテーマが知りたい
- 現在WordPressテーマを使っているが使いにくい
- できればクリックだけでデザインを変えたい
- HTMLやCSSがわからない
- 初めての有料テーマで失敗したくない
2020年までのWordPressテーマの傾向
まず最初に2020年までのWordPressテーマの傾向は詰込み型です。
多機能・高機能・高品質を売りに、ボタン装飾30種類、ボックスデザイン30種類、ショートコード30個などとにかく機能豊富なものが多く、一つのテーマであれもできます!これもできます!というテーマが多くなりました。
詰め込んだ機能はどれも素晴らしい機能ですが、実際記事の作成にそんなに使うかと聞かれると、、、?です。
僕が実際の記事作成に使うのはこれくらいです。ぶっちゃけそんなに使いません。
- ボックス
- リスト
- 吹き出し
- ボタン
- リンクカード
もちろん記事装飾などのデザインには好みもありますが、色の変更はだいたいできます。
また、機能がたくさんあるのはいいけど使いやすいのか?初心者でも簡単に使えるのか?
ここが一番重要です!
答えは簡単。高機能ということはそれだけ説明書も分厚くなるということです。
しかし、WordPressテーマに説明書はありません。あるのは購入サイトのマニュアルです。
知りたいことがあれば、何度もサイトのマニュアルを往復するのです。
よく比較サイトの最後に、初心者の方がどれを選んでも間違いないテーマですといってますが、そんなわけはありません。
間違ってじぶんのレベルより高いものを選ぶと何往復するかわかりません。
そこを勘違いせずに、自分のレベルに合ったテーマを見つけましょう。
中級者・上級者のWordPressテーマ5選
まずはどんなWordPressテーマがあるのか知りましょう。
ここで紹介しているテーマはどれも人気実力ともにトップクラスです。
ここは、流し読みでもかまいませんが、気になるテーマがあれば運営サイトを確認してみましょう。
初心者の方は見ることも大事です。テーマは下に行くほど初心者向きになっています。
ここでは一般的な比較を書いていますので、間違っても上級者用が欲しくなっても購入しないように(笑)
記事の後半で初心者のテーマ選択方法を解説します。
AFFINGER5 (アフィンガー5)WING

- インフォトップで1位の売り上げを誇るワードプレステンプレート
- オシャレなデザインテンプレート10パターン、ウェブサイトやブログに合わせて自由に着せ替え可能
- ショートコードタグの数はトップクラス。テキスト装飾も多彩でアニメーションも豊富
- 収益化機能が非常に多く、広告タグの設定や挿入が簡単に行える
着せ替え自由なデモサイトは10選
「稼ぐ」をコンセプトにしたWordPressテーマ

表示したい内容を様々なエリアに一括で表示できるウィジェット数。サイドバーに追尾させる広告やスマートフォン用に最下部に固定させる広告も簡単設定。
さらに「サイドバー用メニュー」「オリジナルボタン」「カテゴリ別で表示が出来るボックス」など便利な専用ウィジェットも豊富。
WordPressテーマの中でもトップクラスの完成度のAFFINGER5です。
特に広告管理の機能に優れ、光るボタンやバナー作成機能、ランキング作成機能と出来ないことは無いほどに機能満載。
まさに収益を上げ「稼ぐ」に特化したWordPressテーマ。
追加有料プラグインでABテストやPVモニター(ログ解析)など追加機能も豊富。
AFFINGER5はこんな人におすすめ
- SEOに考慮されていて機能的で自由にカスタマイズできるサイトが作りたい
- タイプの異なる複数のサイトを運営したいと思っている
- アフィリエイトサイトやブログに便利な機能満載のテンプレートが欲しい
\稼ぐ事に特化したWordPressテーマ/
THE THOR (ザ・トール)

- インフォトップでAFFINGER5と売り上げを並べる人気WordPressテーマ
- SEOに圧倒的自信!内部構造を徹底的に追求したテーマ
- 美しさにこだわったデザインサイトがワンクリックで完成のデモ9パターン
- サイト読み込み・表示速度にこだわった革新的技術力
着せ替え自由なデモサイトは9選
SEO×デザイン×速度=「THE THOR」
圧倒的にSEOに強く抜群に上位表示されやすい内部構造にくわえ「AMP・PWA」「Gzip圧縮・ブラウザキャッシュ」「画像遅延読み込み・CSS非同期読み込み」など、高速表示を実現する最新かつ革新的な技術を多数装備。
「見える化システム」は記事ごとの「総合閲覧数・平均閲覧数・タイトル文字数・本文文字数・タイトル内キーワード数・本文内キーワード数・内部リンク数・外部発リンク数など、SEO対策に必要な情報が一望できる画期的な分析ツールも装備。
インフォトップで常に上位に君臨し、2018年10月発売という後発ながら一気に下克上を果たしたWordPressテーマ「THETHOR」。
ここまで人気の秘密は「高い技術と実績」のなせる仕事。
着せ替え機能も豊富に用意されていて簡単にお洒落なサイトを構築できる。
THE THOR(ザトール)はこんな人におすすめ
- 機能満載でスタイリッシュなデザインを求めている人
- 専門知識がなくカスタマイズ不要でSEO対策万全のテーマが欲しい方
- とにかく表示速度が速いWordPressテーマを探している方
\美しさとSEOに特化したWordPressテーマ/
Diver(ダイバー)

- 収益化を考えてCTA配置がページごとにできるハイパフォーマンス構造
- 読者の回遊動線を計算しつくしたメニュー・デザイン構成
- ほかに類をみない充実したサポート体制(メール無制限)
- アフィリエイトプロ集団が作るハイスペック・ハイクオリティーテーマ
着せ替え自由なデモサイトは12選
プロ開発陣によるサイト内動線は秀逸
「Diverオリジナル入力補助」は唯一無二の機能。追加機能は今も増え続けている。この画面からボタン・バッジ・囲い枠・アイコン・レイアウトなど様々な操作が可能。
読者動線を考えたトップページ構成!トップページの情報量の多さはコンテンツ量の証。訪れた読者の熱量を下げることなく回遊率を上げるデザイン。
1クレジットで無制限に使えるコスパの良さと顧客ファーストのサポート体制。
Diverは発売当時から人気で、開発陣の蓄積されたノウハウを余すことなく注ぎ込まれたハイスペック・ハイクオリティーなWordPressテーマ。
まるでブロックエディタを使うような感覚で使える「Diverオリジナル入力補助」は秀逸。
情報量の多いサイトから個人ブログまですべてをカバーできるアイテムの多さがDiverの素晴らしいところです。
Diver(ダイバー)はこんな人におすすめ
- トップクラスの使いやすさと性能を手に入れたい方
- サイト設計(カテゴリ設計・記事構成)がある程度イメージ出来ている方
- 企業メディアのようなサイト作成をしてみたい方
- サポートのしっかりしたユーザーファーストな運営を探している方
\高機能アフィリエイトテーマ/
JIN(ジン)

- やわらかく優しくつつみ込む雰囲気のオシャレなデザイン
- 着せ替え自由なデモサイトが11パターと豊富に選べる
- 有名アフィリエイターひつじさん監修でノウハウ満載
着せ替え自由なデモサイトは11選
多彩な機能と読む人を邪魔しないシンプルなデザイン

「コンテンツマガジン」でカテゴリー記事を表示することで読者が興味のある記事を見つけやすく、ブログの回遊率UP
柔らかいデザインが人気のJIN、その優しくつつみ込まれる感じと開発者ヒツジさんとマッチし、多くのブロガーがJINを使用している。
JINはGoogleが提唱するマテリアルデザインを採用することで読者を飽きさせない一貫性のある世界を作り出している。
JINのデモサイトは11パターンのオリジナルデザインが「無料」用意されていて簡単に着せ替えが可能。
機能面に関してもアフィリエイトのノウハウや基本をしっかり押さえた機能が用意されている。
JIN(ジン)はこんな人におすすめ
- JINのアニメーションやデザインが好きな方
- 記事レイアウトや装飾もできるだけいい見せ方をしたい方
\柔らかなやさしさに包まれるテーマ/
SANGO(サンゴ)

- 心地よさとユーザーフレンドリーを追求したWordPressテーマ
- WEBメディア「サルワカ」から生まれたアフィリノウハウの詰まったテーマ
- 豊富なボタン・囲み枠をデフォルトで完備
かわいらしさを前面に押し出した装飾機能
読む人を飽きさせない多彩なショートタグは圧巻!すべてにカワイイを盛り込んだ作りで色彩もどこか柔らかい感じで、女性読者にはたまらない。
もちろんマテリアルデザイン採用で読者の目を楽しませてくれるデザイン。
ショートタグを使うことでHTMLコードを使うことなく1クリックで可愛さを演出できる。
デザインはGoogle「マテリアルデザイン」
リンクのある画像にマウスオンすることでフワッと浮かぶ綺麗なデザインの「マテリアルデザイン」SANGOでは、このテーマでコーディングされていることで見る人を飽きさせない清潔感のある優しいイメージを出しています。
デザインの独創性と多彩なショートタグでコンテンツ作成を楽しくさせてくれるWordPressテーマになっています。
1ライセンスで1つのサイト運営、複数サイトでの使いまわしができない分、腰を据えてサイトを作り込みたい人にはピッタリ。
SANGO(サンゴ)はこんな人におすすめ
- 一つのサイトを作り込みたい人におすすめ
- 柔らかいイメージのデザイン、どこかぬくもりを感じるデザインが好きな人におすすめ
\マテリアルデザインテーマ/
初心者向けWordPressテーマ2選
STORK19(ストーク19)

- WordPressテーマ「STORK」の後継最新テーマ。
- ブロックエディタ対応「マテリアルデザイン」でさらに使いやすく
- とことんモバイルファースト設計
- ヘッダー下へ「ピックアップコンテンツバナー」を設置できる。
前作のSTORKをさらに超えてきた「STORK19」

STORK19は累計20,000人以上に使われた「STORK」の最新バージョン。デザインは前作を引き継ぎ機能追加、スピードの改善、ブロックエディタ対応などパワーアップして帰ってきた!
「OPENCAGE」はこれまでにもいくつかのWordPressテーマを販売しているがその中でも最高級の仕上がり!
ブロガー専用のテーマというだけあってブロガーには嬉しい機能が満載!
ヘッダー下へ設置できる4つのコンテンツバナー
固定ページやカテゴリを設置できる便利なバナー!
読者の目にとまる位置にあり、もちろん好きな画像に変えることも可能!読んでもらいたい記事や売りたい商品やサービス、を設定することでオリジナルブログが簡単に作れる。
また、ショートコードがかなりパワーアップしてボックスやボタンも簡単に作成できる!
ブロガー専用WordPressテーマ「STORK19」OPENCAGEの商品の中で最も「デザイン性」が高く最も「高機能」な最高傑作。
1ライセンス1ブログでの運用だが使いやすく、デザイン性にも優れているため「STORK」からの乗り換えや新規の初心者には使いやすい。
STORK19(ストーク19)はこんな人におすすめ
- 「STORK」を現在使っていて機能的にものたりない方
- ポップなデザインと洗練された色使いでこれからブログを始めたい方
- シンプルだけど高機能を求めている方
\シンプルな作りで洗練されたWordPressテーマ/
SWELL(スウェル)

- 圧倒的なブロックエディタの使い心地と視覚的分かりやすさ
- 息するように変えられるサイトデザイン
- 全てのテーマの欲しいがこの一つに集約されている
- 初心者ファーストを叶えるサポート体制
着せ替え自由なデモサイトは6選
WordPressテーマの概念が変わる
- ブロックエディタ使用風景(音が出ます)
- テーマカスタマイザー使用風景
ブロックエディタに完全対応したWordPressテーマ「SWELL(スウェル)」その使い心地はまさに「ノーストレス」書くことに集中できるテーマといえます。
もちろんクラシックエディタにも対応

高機能で超初心者向けWordPressテーマ「SWELL(スウェル)」はその名のとおりWordPressテーマの業界に「うねり」をもたらしました。
後発組らしい全てのテーマの良いとこどりと、さらにそれを超えてくるこのテーマ製作者のポテンシャルの高さ。
説明書は無いけど使えばわかる「iPhone」のようなテーマに仕上がっています。
SWELL(スウェル)はこんな人におすすめ
- とにかく難しい設定やHTML・CSSをさわりたくない
- 高機能でオシャレなWordPressテーマが欲しい
- 書くことが楽しくなるテーマが欲しい!
- わからないことがわからなくても使えるテーマが欲しい
\あなたの全てが変わるWordPressテーマ/
紹介したテーマの内AFFINGER5・THE THOR・Diver・SWELLを使用しています。
WordPressテーマで初心者が使えないと困る部分
ここまで、「中・上級者5選」「初心者向け2選」を見てもらいましたが、何か気付きましたか?
すべてのテーマの雰囲気がわかるように、それぞれのデモサイトと、デモサイトがないテーマに関してはトップページのスクショでサイトの雰囲気がわかるようにしていました。
覚えていない方のために貼っておきますね。
どうですか?似てませんか?
ここですこし想像力をふくらませて、全部の画像が一緒だったならどうですか?
かなり似てきますよね。
もし画像が一緒だと初心者のかたにはどれがどれか、わからないかもしれません。
なにが言いたいかというと、いま販売されているテーマのデザインに関してはどれも作りは似ていて、使う画像・全体のカラー・パーツの場所を変えるだけで印象はガラッと変わるということです。
これを他のサイトやブログと差別化をはかるために初心者ができることは、
基本となる全体の色をかえたり、画像をかえたり、配置してあるパーツを別のパターンにかえたり、デモサイトに着せ替えたりするのが一般的で、どのテーマでもデモサイトが用意してあれば簡単にステキなデザインを作ることができます。
しかし、売れている商品=デモサイトのデザインも多くの人が使用しているとことを頭に入れておきましょう。
したがって、これをさらに差別化したいとおもった時は、きほんの設定でかえれない部分を「HTML」「CSS」「PHP」という部分をいじるわけです。
また、機能に関してもここで紹介しているテーマについてはどれも高機能でどのテーマを購入しても、SEO対策などはされています。
全ての機能を使いこなせればどれも最高のテーマばかりです。
ここで、下記のような記事作成にでてくる「囲み枠」を例にお話しします。
よくある囲み枠ですが、これの色を変えたいと思ったり、破線(間の空いた線)じゃなくて二重線にしたいと思った時にテーマの中に無ければ作るしかありません。
その場合、下の黄色い部分dashed #deb887
という部分をさわる必要があります。
<div style="border: 5px dashed #deb887; padding: 10px; border-radius: 0px; background: ##ffffff;">★ここに文字を入力してください。</div>
これがHTMLをさわるということです。
例にしたものは簡単なものですが、これを「HTML」「CSS」「PHP」を組み合わせることで、他と違ったサイトやブログになっていきます。
わからなくて全く問題ないです。めんどくさい事だけわかってもらえれば(笑)
ただ、最初にお話ししたようにWordPressのテーマには説明書がありません。
用意されているのは購入したサイトにあるマニュアルとサポートのみです。
そのほかは、善意で機能説明やつかい方を書いているカスタマイズサイトやブログを探すしかありません。
WordPressのテーマを購入する方の中には、
- 趣味でブログを作りたい
- アフィリエイトで稼ぎたい
- アドセンスで稼ぎたい
- 子育て日記をつけたい
- 会社のホームページを作りたい
- 情報を発信したい
と、いろんな方がいると思いますが、どんな目的で使うにしても、初心者が使うのであれば絶対的に操作がかんたんなテーマを選ぶべきです。
そのあたりをふまえて、選ぶ時のポイントをお話しします。
WordPressテーマを初心者が選ぶ時のポイント
さきほど、デザイン・機能・操作・マニュアルのお話をしました。
初心者の方がWordPressテーマを選ぶ時のポイントは7つあります。
- ブロックエディタ対応
- 着せ替え機能の可否
- 操作難易度
- マニュアルの充実性
- サポートの種類
- 複数サイトの可否
- 販売価格
簡単に理由を説明します。
- ブロックエディタ対応
-
WordPressには文字を入力したり、装飾をするためのエディタと呼ばれるものがあります。エディタの種類は現在大きく分けて2種類。「ブロックエディタ」と「クラシックエディタ」です。WordPressで1番よく使うのはこの機能で、ここが使いにくければ間違いなく記事作成にイラつきます。また、「ブロックエディタ」の登場により2021年末にはクラシックエディタのサポートは終了します。どちらが使いやすいかといえば、間違いなく「ブロックエディタ」でWordPress側も今一番力を入れている機能の一つです。
- 着せ替え機能の可否
-
着せ替え機能は先ほど紹介したデモサイトのことです。手軽にブログやサイトのイメージを変えれる素晴らしい機能です。テーマを購入するとやはりデザインは最初にさわりたくなります。ある程度のデザインのひな型があると、最初にかける時間も少なくなります。また、デザインを変える場所を「カスタマイザー」といいますがここもふくめて次でお話しする操作性にかかわってきます。
- 操作難易度
-
操作難易度のポイントはまずはブロックエディタの操作性が1番です。ブロックエディタ対応とうたっているモノの中には、半分ブロック、半分クラシックみたいなエディタもあり、これがかなり使いにくいです。また、クラシックエディタでは使える機能も、ブロックエディタでは使えないなど初心者ではわかりにくい構造になっています。次によく使うのが、「カスタマイザー」と「ウィジェット」と呼ばれる外観をさわる部分ですが、ここがわかりにくいテーマもたくさんあります。機能が多いのはいいのですが、初心者はその機能の名称がわからずどれを使えばいいのかわからなくなります。
- マニュアルの充実性
-
マニュアルは非常に大事です。てもとに説明書がないため最初はマニュアル頼みになりがちです。これも購入サイトによって違いますが上級者向けのテーマほど書いてある内容も分かりにくいです。また、サイトによっては必要な情報を探すのにサイト内をぐるぐる回るなんてこともよくあります。会員フォーラムなども人気の高いテーマほど質問が埋もれてしまって探すのに苦労します。
- サポートの種類
-
不具合などはアップデートでどこも対処してくれますが、マニュアルではわからない質問や「ここをこんなふうにしたいけど出来ますか?」など相談できるところがあると、問題も早く解決します。基本的な初心者の疑問などは、マニュアルに書かれていますが、それ以外のききたいことなどは必ず出てきます。会員専用のフォーラムがあったりすると、同じテーマを使っている方がたくさんいて気軽に聞きやすいです。また、テーマによってはメールのみで返信に何日もかかるテーマもあります。
- 複数サイトの可否
-
WordPressテーマは1ライセンス1アカウント(1つのサイトでしか使えない)と1ライセンスで複数サイトOKのパターンがあります。今後、複数サイト・ブログをする予定の方はチェックが必要です。
- 販売価格
-
最後に価格ですが、この後すべてを一覧にしてどのテーマが初心者向きか紹介しますが、値段で選ぶのは絶対におすすめしません。よく、予算がない方はこちらを使っても大丈夫です!みたいなのを見ますが、「じゃぁ最初からそっちすすめろよ!」ってなります。また、WordPressテーマの中には基本金額を設定して実は上位版もあります。というテーマもあります。「AFFINGER5」などがその例です。「AFFINGER5」以外はどんなに払っても2万円以内で収まります。
値段で選ぶ初心者は必ず失敗します。道具は自分に合ったものを買って初めてプライスレスな気持ちを感じることができます。「下記に「AFFINGER5」の僕の体験を書いておきます。」
例をあげるとAFFINGER5などは金額14,800円ですが、僕はこのテーマに6万円以上かかっています。追加機能や上位版のテーマなど色々あり、テーマによってはプラグインを別売りしているテーマもあります。AFFINGER5のような高額な別売りをしている所はありませんが、金額ではなくどれが自分に使えるか?で、選びましょう。
ここで、比較サイトによくある表示スピードについて触れていませんがここで紹介しているテーマに困るほど遅いテーマはありません。
よく「Page Speed Insights」で計測していますと書いてますが、「Page Speed Insights」はテーマだけではなく使用しているサーバーによってもかわりますし、記事数、画像などでも変動があります。
本当に知りたい方は自分のスマホなどでその販売サイト、デモサイトを開いてみることです。(ほんとに大差ないですからw)
初心者が選ぶテーマ別7つのポイント一覧
WordPress有料テーマ | ブロックエディタ | 着せ替え機能 | 操作難易度 | マニュアル |
---|---|---|---|---|
SWELL | 完全対応 | 6種類 | 初級 | ◎ |
STORK19 | 完全対応 | ✖ | 初級 | ◎ |
SANGO | 完全対応 | ✖ | 中級 | ◎ |
JIN | 完全対応 | 11種類 | 中級 | ○ |
DIVER | 完全対応 | 12種類 | 初級/中級 | ○ |
THE THOR | ✖ | 9種類 | 中級/上級 | △ |
AFFINGER5 | 対応 | 10種類EX込 | 中級/上級 | ○ |
WordPress有料テーマ | サポート | 複数サイト | 販売価格 | 初心者向き |
---|---|---|---|---|
SWELL | チャット・フォーラム 有料サポ有 | 無制限 | 17,600円 | |
STORK19 | 30日メールサポート フォーラム | ✖ | 11,000円 | |
SANGO | フォーラム・Q&A | ✖ | 11,000円 | |
JIN | メール・フォーラム Q&A | 無制限 | 14,800円 | |
DIVER | メール・フォーラム Q&A | 無制限 | 17,980円 | |
THE THOR | 安心メール・フォーラム | 無制限 | 16,280円 | ✖ |
AFFINGER5 | Q&A | 無制限 | 14,800円 | ✖ |
WordPress初心者におすすめのテーマ
インフォトップの売り上げ1位と2位がなぜおススメに入らないか少し説明しておきます。
2018年12月7日にWordPress5.0へのアップデートで、新たにリリースされたGutenberg(グーテンベルク)ブロックエディタの登場によりWordPressテーマに求められる機能が増えました。ブロックエディタは初心者に最も大きくかかわる機能で2021年末にはクラシックエディタのサポートは終了します。したがって主流はブロックエディタになり、WordPressもアップデートのたびにブロックエディタの機能改善と機能追加に力を入れています。
これは、簡単にゆうと
DVD・Blu-rayが主流になるのがわかっていてビデオデッキを買うようなものです。
AFFINGER5はぼくも実際使っていますが、別売りのプラグインや上位版のEXじゃないと使えない機能が多く初心者には不向きです。ブロックエディタに関しては対応しているだけで使えるレベルには達していません。
THE THORについては、さきほどお話しした通りブロックエディタ完全未対応と装飾機能が少なすぎてこれもまた初心者には不向きです。(入力補助はこの中では最下位です)
この記事はどれを買って欲しいかではなく、初心者が購入してどれが後悔しないか、どれがストレスなく使えるかを基準に書いています。
SWELL

総合評価
WordPressテーマ | SWELL(スウェル) |
販売者・開発者 | LOOS WEB STUDIO |
販売価格 | 17,600円 |
1ライセンス | 無制限 |
- ブロックエディタ対応使いやすさNo1
- ブログからコーポレートサイトまで対応
- 初心者でも迷うことなくデザイン変更できる
- WordPress高速化機能は秀逸
- サポートが充実(開発者の対応が早い)
- 価格が高い
- 知名度が低い
この中で個人的におすすめは「SWELL」です。
これまで僕は、有料WordPressテーマ「AFFINGER5→Diver→THE THOR→SWLL」と使用しましたが、過去最高に使いやすいテーマです。
SWELL(スウェル)の良さをここでは語りきれませんが、ブログ初心者にぜひ使ってほしいテーマです。
- HTML/CSS知識は全くないけどオシャレなブログを作りたい
- とにかく記事作成を簡単にできるテーマが欲しい
- できればクリック以外使いたくない
こんな方は「SWELL(スウェル)」が本当におすすめです。
今あるWordPressテーマの中でかなり先を走っているといったテーマです。高機能なのにそれを感じさせない使いやすさは、WordPress本来の文字を書くということだけに集中させてくれます。
価格は17,600円と安くありませんが、価格以上の価値があるのは確かです。
STORK19(ストーク19)

WordPressテーマ | STORK19(ストーク19) |
販売者・開発者 | 株式会社bridge |
販売価格 | 11,000円 |
1ライセンス | 1サイト |
- 前作のデメリットを克服している
- ブロックエディタに対応した新作
- ブログ初心者向けに作られていて使いやすい
- カスタマイズ情報が多い
- 1ライセンス1サイトでコスパは悪い
- 現時点ではブロック数が少ない
- 他にも機能がいいのテーマはある
前作ストークのデザインコンセプトを引き継ぎ、新しく機能を増やしたのが「STORK19」です。
僕の購入履歴にはありませんが、先日使用する機会があったのでお話しすると、「あ、これ使いやすい」です。
もし「SWELL」が無ければ「STORK19」が1番の初心者向けだと感じるほどでした。
まだまだ、ブロックエディタは「SWELL」には及びませんが、今後のアップデートで増やしていくのは間違いないでしょう。
1ライセンス1サイトなので、コスパ的に複数サイトで使えないのが残念ですが、1つのサイトやブログをじっくり作り込んでいくなら問題ないでしょう。
- HTML/CSSがわからなくても使えるテーマが欲しい
- サイト・ブログを複数作る予定はない
- コストをかけたくない
こんな方におすすめです。
Diver(ダイバー)

WordPressテーマ | Diver(ダイバー) |
販売者・開発者 | 高木 貴人 |
販売価格 | 17,980円 |
1ライセンス | 無制限 |
- DIVER入力補助機能は直感的に使える
- 他のテーマに比べて圧倒的に機能が多い
- サポートが手厚くカスタマイズサイトは多数
- ブロックエディタ対応
- 初心者には機能が多すぎて使いこなすには時間が必要
- スピードが他とくらべて遅い
- 使っている人が多い
- 値段が高い
なぜここに、「Diver(ダイバー)」が!と思われるかもしれません。
ダイバーが初心者向きかといわれると向きではないが、覚えると使いやすいです。
高機能な「AFFINGER5」と比較されることの多い「Diver」ですが、どっちが使いやすいかで言えば「Diver」です。
「AFFINGER5」を初心者が選んだら爆死します。
Diverがクラシックエディタのままならおススメはしないのですが、Diverのブロックエディタは結構使えます。ブロック数も多いし、記事を書くのに苦労することは少ないです。
- 入力補助がたくさんあるテーマが欲しい
- HTML・CSSを知らなくても直感的に記事のレイアウト装飾がしたい。
- 「AFFINGER5」「THE THOR」あたりと迷っている方
こんな方におすすめです。
機能が多く最初は初心者には難しいです。スピードの遅さはプラグインなどで解決しますが、プラグインを入れたくないなら「SWELL」をおすすめします。
初心者におすすめのWordPressテーマはこの3テーマです。
最後の「Diver」は正直ちょっと初心者には難しいですが、難しさの質がおすすめしていない他のテーマと違います。
ここで、おすすめしていないテーマはHTML/CSSの知識が多少なりとも必要です。
どのテーマもHTML/CSSを知っていると出来る幅は広がりますが、それを「どこで使わないといけないのか」が僕の考える初心者の難しく感じるところだと考えています。
「どこで使うか?」とは、外観を全く別の雰囲気にするためにはHTMLとCSSの知識が必要です、しかし文字装飾や吹き出し、普段使わなければいけないものをコードで書くというのは初心者には結構大変です。

SWELL記事作成画面です。プレビューを見せるまでもないと思いますが、、

こういった細かい一つ一つが、僕はすごく重要だと思っています。
そういった点で「SWELL」「STORK19」「Diver」は初心者が使っても分かりやすいWordPressテーマです。(Diverは覚えるのが少し大変ですよ)
ほぼデフォルト(最初)の状態でスマホのような感じで使えるのはこの中では「SWELL」が断トツです。
さらに「SWELL」に関しては会員フォーラムやチャットでの会話や質問がテーマに反映されアップデートされやすく、本当に視覚だけで使えるという感じです。
2021年以降WordPressテーマ求められること
現在、かなりのスピードで進化していくテクノロジーの中で、WordPressテーマの進化は僕からするとかなり遅く感じます。
スマホやタブレットなどは3歳の子供でも「渡しておけば使えるほどに簡単」です。
しかしWordPressテーマに関してはやはりプログラミングスキルの高い人にとっては使いやすく、得意じゃない初心者には難しい部分も多くあります。
今後、在宅勤務や副業を始める人はもっと増えます。
WordPress初心者の参入ももっと増えるでしょう。
その中で求められるWordPressテーマは「iPhone」や「iPad」のような誰でも説明書なしに使えるテーマだと思っています。
現状で一番近いWordPressテーマはやはり「SWELL」です。
まだまだ、発売から日も浅く発展途上のテーマですが、アップデートを重ねるごとに進化していっているのは間違いありません。(日が浅いということは同じテーマを持つ人も少ないということです。)
「スウェル」は初心者が最初に購入して、おそらく買い替えを考えることのないテーマだと思います。
長くなりましたが、以上が「初心者がマジで使えるテーマはこれ!」でした。
テーマは、ブログにとってはスマホのような存在で無いと本当に困ります。カッコよさも、かわいらしさも、初心者のポテンシャルを上げるのはテーマです。
この記事が初心者の方の選択基準の参考になれば嬉しいです。