
THE THORとSWELLで悩んでいる人「WordPressテーマのTHE THORとSWELLならどっちが初心者には使いやすいのかな?THETHORは使ってる人が多いけどSWELLは使いやすいの?実際使用してる人の意見が聞きたい。」
こんな疑問にお答えします。
有料WordPressテーマ「THE THOR(ザ・トール)」と最近話題の「SWELL(スウェル)」どっちがいいのか迷う方も多いんじゃないでしょうか?
実際どちらも購入して使ったことのある筆者が解説するので、信頼性は高いと思います。
この記事では以下のことがわかります。
- THE THORとSWELLの違い
- THE THORとSWELL「初心者向きなのはどっちか?」
こんな悩みが解決します。
THE THORもSWELLも両方使っているので実際の使用者の意見としてお話しします。
結論から先に言っておくと、THETHORとSWELLとでははっきり言って勝負になりません(笑)
圧倒的な差で、「SWELL」です。
僕は、THETHOR意外にも、「アフィンガー5」「Diver」も所有していますので、別にSWELL信者ではありません。

信者ではないですが、信者になりそうなほどの使いやすさがあるのは否定できません。
前置きがながくなってしまいましたが、THETHORとSWELLのなにがそんなに違うのか?
そのあたりをお話しします。
THE THORと SWELLの違い

この2つの決定的な違いは何を基準に作っているか?です。
THE THORはかなり高機能な内部構造で、プラグインを使わない設計で作られています。
WordPressの特徴の一つとして「プラグイン」あります。標準のWordPressに無い機能(プログラム)をプラグインという形で配布されていて、それらを追加インストールすることでウェブサイトに色々な機能を持たせることができます。
SWELLはプラグインと本体のバランスを考えて作られています。
テーマ側で出来ることはテーマで、プラグインにした方がいい部分はプラグインでという感じです。
その証拠にSWELL開発者はプラグインも作っています。
機能を詰め込みすぎたテーマは不具合が多く、実際2019年11月のWordPressのアップデートで THETHORはブログ更新が出来なくなり購入者にとっては大きな話題となりました。
WordPressアップデートで不具合がおこるのはどのテーマでもあります。不具合がおこるからといって悪いテーマではありません。その後の対応が購入者にとっては重要です。
それ以外でも、THE THORは不具合が多いことで有名です。対処するにはそれなりに知識を必要とします。
初心者にとってはアップデートのたびに不具合がおこってしまうと、修正や対処に時間をとられて結局記事作成が進まないなんてこともあります。(実際去年のアップデートではダウングレードしなければ記事すらかけない状況でした。)
では、SWELLに不具合は無いのか?
もちろんありますが、SWELLの場合、購入者が質問できるチャットルームがありそこで不具合の報告をすると、開発者が即時対応してくれます。
その場ですぐに対応できない場合は応急処置の方法など書き込んでくれます。
また、チャットルームには初心者だけでなく上級者の方もいるのですが、アットホームです(笑)
皆さんすごく優しく色々教えてくれます。
THE THORにも「助け合いフォーラム」という掲示板があるのですが、、、カオスです。
あまり、コアな部分なのでここでテーマ本体として比較するつもりはありませんが、初心者が質問しやすい雰囲気かどうかは非常に重要な部分です。
初心者の時は「わからないことがわからない」状況になりがちで焦って質問することもあるでしょう。
そんな時に、きつく言われたら泣いちゃいます(笑)
と、冗談は置いといて、なんせSWELLの開発者は行動が早くフォーラムがフレンドリーです。
テーマのポテンシャルと購入者のスキルを合わせることで、まさに1+1を3にも4にも上げてくれます。
THE THORと SWELLの操作性の違い

次にWordPressの操作についてお話しします。
ここでもこの2つは大きく異なります。(というかここが一番重要です)
THE THORの販売サイトをみたことがある方は機能の多さを目にしたことがあると思います。
確かに機能はめちゃくちゃ多いです。必要かどうかは別として一つのテーマによくコレだけ詰め込んだなと(笑)
ただ、今は「コンテンツ イズ キング」と呼ばれるほど、Googleはテーマではなくコンテンツを重視しています。
もちろん機能が多いのはありがたいのですが使えなければ意味がありません。
その中で、ぼくが一番不便を感じたのが、記事作成です。
その証拠に、THE THORの機能を動画で説明しているブログやサイトはありません。
こんな装飾が出来ます!
ボーダーボックス
はてなボックス
方眼ペーパーボックス
などの、装飾を並べてあるだけです。
その理由はそれらの、色を変えたりアイコンを変えたりするのが超面倒だからです。
例えば下記のようなボックス!よくありますよね、コレをSWELLならクリック1回でかえれます。
こんなボックスです
が、THE THORは何回クリックすると思いますか?下記はトールのボックスですが

まず画像の手順でBOXを出します。

- スタイルクリックから
- ボックス
- サブタイトルボーダー
まずボックスが出ます。次に赤い部分に文字を入れるには

サブタイトル編集をクリックして別窓で入れたい文字を入れます!
そしてここからです!「あっ、ちょっと色変えたいな~」と思ったら。
はい、残念ながら色は変えれません。実質には半分しか変えられません。
色を変えるには下記手順です。
- サブタイトル部は、カスタマイズ>パーツスタイル設定[THE]>その他エディタ用パーツ設定>サブタイトルボックスのカラーで変更
- ボーダーボックス部は、テキストエディタのスタイル>カラーセット>ボーダー色変更
- ボーダー部は文字を2文字以上入力しないと反映されない
そうなんです、囲みの部分を変えるのは、カスタマイザーです!!!
カスタマイザーを初めて聞く初心者もいると思うので、説明するとこの囲み部分を変える為には
- 1度記事を閉じる
- WordPressの基本画面から「外観」⇒「カスタマイザー」
- そっから色変える場所に行く
ちょ~~~ぉぉぉぉぉめんどくさい!!
しかもこのよく使うボックスって、これしかないので実質1個です。(いや、せめて3色はほしい)
多分初心者がこの「サブタイトルボーダー」の色を変えるためにTHE THOR(ザ・トール)のマニュアルを見ても100%理解できません。
上に書いた囲みは、これでも分かりやすく僕が書いたやり方です。
ということで、ほとんどの方がcssをいじり、htmlで囲み枠やボックスを使っています。
使いやすそうですか?
僕も購入当時は、THE THOR(ザ・トール)を販売しようと思いましたが、まわりが初心者にぴったりと謳って(うたって)いるのにドン引きしてやめました(笑)
なぜそんなことがおこったか?
アフィリエイトの報酬がいいから(笑)
また、THE THOR(ザ・トール)はブロックエディタに全く対応していません。
ブロックエディタはWordPress5.0から導入された新しい入力機能で「グーテンベルク」という名前がついています。このときWordPress側は今までのクラシックエディタを廃止し、その代わりにプラグインで使えるようにしました。
ブロックエディタはブロックのように記事を作成し、その見た目と実際の記事が同じように記事を書く、人が想像して見える通りにサイトを作成するために作られた機能です。
これが、めちゃくちゃ便利です!
音が出ます
どうでした?
全てが一つの画面上で、しかも見た目も全く同じように記事が作れます。
cssも htmlも全く使いません。
同じWordPressというソフトを使ってもコントローラーが違うと記事を書くスピードはかなり変わります。
THE THOR(ザ・トール)は本当に初心者が使えるか?

初心者には頑張れば使えるけど、やっぱり使えません!
これから、CSSやHTMLを覚えたり苦労しながら記事を作成したいならもちろん止めません。
THE THOR(ザ・トール)を使用してステキなサイトやブログはもちろん作れます。
ただ、初心者に簡単に作れるか?と聞かれると、「デモサイトが豊富です」としか言いようがないです。
でもやっぱり記事作成でつまづくかな。
何を求めてあなたがテーマを購入するかにもよりますが、テーマは手段であって目的ではありません。
テーマ探しや、テーマ選びをしてる時って意外と楽しくて、本質を見失いがちです。
僕もそんな感じで衝動買いしました。でも、とってもとっても後悔してるからこの記事を書いてます。
その僕は現在「THE THOR」は使っていません。
友達がブログを始めるとしてもすすめることは無いです。
SWELLの使いやすいさは先程の動画でわかってもらえたと思いますが、じゃあテーマとしてどうなんだ?
って、気になりますよね。一言で表すと「笑顔」です。
記事作成が楽しくなるテーマです。
SWELL(スウェル)の機能は使えるのか?

最初に答えをいえば使える機能しか入ってません。
SWELLは本当に使える機能しか入っていません。(大事なことなので2回言いました)
ここで、SWELLの機能の話をしたらキリが無いので気になる方は

を読んでください。
ただ、現在販売しているWordPressテーマでSEO対策などそのほかの必要な機能を備えてないテーマはほとんどありません。
THE THORとSWELLのメリットデ・メリット

テーマとして売れているのはもちろんTHE THOR(ザ・トール)です。
いくら使いにくいからといって、悪いところばかりではありません。
デザインのポテンシャルはかなり高いですし、機能も高機能です。
デザインなどは好き嫌いが分かれますが両者のメリット・デメリットも確認しておきましょう。
THE THOR(ザ・トール)のメリット・デメリット

今までTHE THOR(ザ・トール)のデメリット的な部分しかお話ししていなかったですがメリットもお話ししときます
WordPressテーマ | THE THOR |
販売者・開発者 | フィット株式会社 |
販売価格 | 16,280円 |
1ライセンス | 無制限 |
- 口コミ・レビューBOXは使いやすい
- 54の機能が備わっている
- AMP対応・PWA対応
- デモサイトはカッコイイ
- 検索系まとめサイトには強い
- 使いにくい
- ブロックエディタ非対応
- 多機能すぎて使いこなせない
- 不具合が多い
- タグ管理機能は使い物にならない
- ウィジェットが少なすぎ
- 女の子向きではない(デモサイト)
- サポートがない(フォーラムがカオス)
- ブログ向きではない
あっ、ヤバいメリット超えてしまった!
THE THOR(ザ・トール)はどちらかといえば
- 地域サイト
- 車・バイク・不動産アフィリサイト
- 更新頻度の高いサイト(PWA機能)
などに向いているWordPressテーマです。
THE THOR(ザ・トール)独自の検索機能を上手くつかったサイトが使いやすいでしょう。
装飾を多用するブログよりも画像を多用するサイト設計には使えると思います。
SWELL(SWEELL)のメリット・デメリット

もちろん、SWELL(スウェル)のメリット・デメリットもあります。
WordPressテーマ | SWELL(スウェル) |
販売者・開発者 | LOOS WEB STUDIO |
販売価格 | 17,600円 |
1ライセンス | 無制限 |
- ブロックエディタ完全対応
- スマホのような使いやすさ
- 高機能・高デザイン
- 初心者ファーストな設計
- サポートが充実
- アップデートが早い
- 値段が高い
- AMP非対応
- 知名度が低い
ん~、差がひどいな。
でも正直、デメリットといえるデメリットがないんです。
していて言えば、AMPくらいなんだけど、あまり必要性はまだ感じません。
SWELL(スウェル)は幅広いジャンルに使えて、ブログもサイトもオシャレに作ることができます。
なんといっても特徴は完全対応のブロックエディタ!ここまでクオリティーの高いのは正直ほかにないです。
THE THORとSWELL比較!初心者が使うおすすめは?【まとめ】
THE THOR(ザ・トール)とSWELL(スウェル)のどっちが初心者におすすめか?
を解説しました。
ここで、WordPressがなぜブロックエディタを導入したのか理由を話すと長くなるので、手短に話しますが、WordPressは次のステージに進んだという感じがします。
次のステージとは分かりやすくいうとAppleが iPhoneを発表した時、iPhoneがスマホのボタンを無くしたとき、賛否両論ありましたが、結果、今のスマホからはボタンはなくなっています。
ブロックエディタは初心者が視覚的に、デザイン通りの記事作成ができるように開発されています。THE THOR(ザ・トール)はそこに乗り遅れている時点でテーマとしての価値は低いと言えます。
また、フィット株式会社ほどの技術力のある会社が「ブロックエディタ―」に乗り遅れてる?
これは僕の推測ですが、新しいテーマ出すんちゃうか?
なんか「STORK」に似てるな~「STORK19」みたいに「THE THOR2」みたいなの売り出しそう(笑)って思っています。
これは勝手な推測です。
でも何とかしないと「THE THOR」はいずれ終わります。
ここで、THE THORを進めないのはこういった理由も含まれています。
あなたにピッタリのテーマが見つかることを心から願っています!
他のテーマが気になる方は下記の記事で有名テーマについても暴露しています。
