
WordPressを始めたけど、プラグインが全然わかりません。取り敢えず最初に入れといた方がいいプラグインって、なんですか?
こんなお悩みにお答えします。
WordPressの機能を高めたり、 SEOやソーシャルメディアとの連携を高めたりセキュリティの向上など、プラグインの役割は大きくブログ運営するなら必要なツールです。
しかし、入れすぎてしまうとブログの表示が遅くなったり、プラグイン同士の相性やテーマとの相性などで不具合が起こることもあります。
本記事の内容
- 最低限入れておくべきプラグインわかる
- 入れておくと便利なプラグインがわかる
基本的に全て無料のプラグインで動作確認もできてます。設定も簡単なので安心してください。
プラグインを初めてインストールする場合インストール方法は下記記事を参考にしてください。

新しいプラグインをインストールすると、たまに不具合が出る可能性があります。そんな時にすぐに復元できるようバックアップしておきましょう。バックアップについては下記記事を参考にしてください。
WordPressにインストールするプラグインの本数は?
これは、何個とか決まってないですが、20個以上は多過ぎな印象です。ちなみに僕は12個ほどです。
あまりプラグインを入れると、そのプラグインを動作させるためのプログラムが読み込まれるのでサイトのパフォーマンスも低下します。サイトパフォーマンスが知りたい方はPageSpeed Insightsでチェックしましょう。
WordPressに入れるべきプラグイン8選
ここでは、初心者が最初に入れておくと便利なプラグインを紹介します。
一般的に紹介されているものがほとんどですが、ところどころポイントもお伝えします。
1.All in One SEO Pack
All in One SEO Packは、このプラグインひとつで、WordPressの SEO設定とSNS関係の設定を完璧にこなす優れたプラグイン。
具体的にこのプラグインで以下のことができます。
- サイト内の全ページのメタタグの編集
- サイト内の全ページのソーシャルメディアタグの編集
- XML Sitemap の自動更新と自動通知
- Google アナリティクスのコード設置
- Google Search Consoleのコード設置
⋙All in One SEO Pack の設定方法と使い方
ちなみに当ブログは「SWELL」推奨の「SEO SIMPLE PACK」を使用しているので入れていません。
初心者の方が使うなら「SEO SIMPLE PACK」の方が簡単で使いやすいです。高機能を求めるなら「All in One SEO Pack」です。
2.WebP Express
画像を軽量化するプラグイン「WebP Express」WordPressに画像をアップロードする場合の多くがJPEG画像かPNG画素をアップロードしていると思います。ですが、最近ではGoogleが開発している次世代フォーマットWebPという形式の画像がGoogleの推奨となっています。
通常のJPEG.PNG画像に比べ20%〜30%も要領が軽くなるので。画像をよく使う方にはおすすめです。

このプラグインについては現在検証中につき下記プラグインを使いましょう!
画像圧縮系プラグインを使うなら「EWWW Image Optimizer」などを使いましょう。
3.WPForms Lite
WPForms LiteはHTML の知識を必要とせず、ドラッグ&ドロップでお問い合わせフォームを簡単に作れるプラグインです。
「お問い合わせ」を作る WordPress プラグインといえば「 Contact Form 7 」が有名ですが、HTML の知識がないとちょっと使いづらい面があり、僕は「WPForms Lite」を初心者の方にはおすすめしてます。

4.Advanced noCaptcha & invisible Captcha
Googleが開発したWEBサイトにアクセスしているのがロボットであるか、人が作業しているのか判断ができるシステムです。分かりやすくゆうとブログ全体のセキュリティーです。
スパムという迷惑メールを阻止したり、ブログに勝手にログインしようとした輩を阻止してくれたり、恩恵は大きいです。
これを入れることで、スパム防止プラグインの「Akismetプラグイン」は入れる必要ありません。

5.WP Multibyte Patch
日本語サイトではこのプラグインがないと文字化けなどの問題が発生する恐れがあり、5.0以降から始めた人は手動でインストールしておくことをおすすめします。
もともとWordPressは英語で作られたシステムで、日本語のひらがなや漢字などのマルチバイト文字(1文字に2バイト使う文字)だと文字化けしたり文字数が正しくカウントされないなど不具合がおこる可能性があります。
これを防いでくれるプラグインがWP Multibyte Patchです。必ず入れておきましょう。

6.WP Revisions Control
WP Revision Control(ワードプレスリビジョンコントロール)
リビジョンとは投稿記事を下書き保存や更新をしたときに自動でデータベースに保存されるファイルのことです。
長い記事を書いていると下書きが増えるためリビジョンが100を超えることもあります。このリビジョンが増えるとデータベースに負担がかかり、動作が重くなったりするのでしっかり制限しておきましょう。
これはサーバー負担を軽くするために入れておくと便利です。

7.Google XML Sitemaps
Google XML Sitemapとはウェブ上のGoogleクローラーにブログを巡回してもらう為のプラグインです。
クローラーはウェブサイトを巡回し、検索エンジンに反映する役割を持っていて素早く、あなたのコンテンツを検索エンジンに認識してもらうことができます。
サイトマップが設定されていないと、記事を公開してから検索結果に反映されるまでに時間がかかる可能性があり、SEO的によろしくないです。
All in One SEO Packを使用する方は入れる必要はありません。

8.PS Auto Sitemap
記事の数が増えてくると読者は見たいページに辿りつくことが難しくなってきます。
そんなときにサイトマップが便利です。サイトマップがあると読者は迷うことなく興味のある記事にアクセスできます。
そこで便利なのがサイトマップを自動生成してくれるプラグインが PS Auto Sitemap です。

当ブログでは未使用の便利プラグイン
プラグインはお使いのテーマや環境によって使用プラグインは変わってきます。
上記で紹介しているプラグインは、最低限入れとけばいいというプラグインの紹介です。
当ブログでは使用していませんが、「旧エディター」を使用する方は下記のプラグインも便利です。
AddQuicktag
AddQuicktagは、装飾のお気に入り登録機能です。AddQuickTagを利用すると、任意のコードを登録することで、記事内で簡単にコードを挿入することができます。記事作成作業の手間と時間を短縮する便利プラグインです。
TinyMCE Advanced
TinyMCE Advancedとは、WordPressの旧エディタの機能を拡張することができるプラグインです。
- 表の挿入、または編集
- YouTube 動画コードの挿入
- 画像の回りに余白を挿入
などの拡張機能を追加できます。
どちらも便利なプラグインで、僕も以前は使用していました。
WP Super Cache
WP Super Cache は記事を開く度にHTMLファイルを動的に読み込むのではなく、静的なHTMLファイルを自動生成し、それを表示することでよりサイトの表示速度を改善するキャッシュプラグインです。
プラグインの中で結構人気があるプラグインですが、テーマによって必要・不要が分かれます。お使いのテーマを調べてから導入すると良いでしょう。
初心者が使いやすいキャッシュ系プラグインで言えば「WP Fastest Cache」も有名です。
当ブログでは不使用です。
最後に:プラグインの使用には注意が必要!
プラグインについて解説しました。
正直、初心者の時に使うのであれば、最初の8個で十分だと思います。
たくさん入れてブログの表示が遅くなるくらいなら、その機能がついている有料WordPressテーマを使った方がお得です。
なぜなら、表示速度が遅くなると、以下の現象が起こると言われています。
Googleによれば、ページの反応が0.5秒遅くなるとアクセス数が20%低下する
Amazonによれば、ページの表示速度が0.1秒遅くなると、売り上げが1%低下する
参照:Google PageSpeed Insights Developers
便利に使うためのプラグインも入れすぎるとデメリットに変わります。
プラグインのご利用は計画的に(>_<)
