業界地図

将来のやりたい仕事が分からず悩んでいます。今の仕事は合わないので転職したいが次の仕事を何をすればいいかわからない。

こんな疑問を解決します。
こんなお悩みを解決します。

本記事内容

本記事の信頼性

「仕事が辛い」「上司と合わない」など転職の理由はそれぞれですが、なんとなく転職を考えている人は多いと思います。

でもイマイチやりたいことが何なのか?

今の仕事とちがう仕事がしてみたい。

と考えてみるけど、そもそもどんな業種があって、どの業界に行くのが正解かわからない。

そんな方のために、未経験でも転職しやすく、これから転職先を考える方におすすめの業界の紹介をします。

未経験者でも就職可能な業種はあるのか?

あります。

未経験者を募集する企業はいがいと沢山あります。

未経験者を募集している企業には大きくわけると以下の理由があります。

  • 慢性的な人手不足
  • 0からの方が教えやすい
  • 異業種からのスキルの取り入れ

などがあります。それぞれについて解説します。

慢性的な人手不足

日本の人口は2010年から現在まで減り続けています。内閣府のデータでは40年後には現在の人口から30%も減少します。

内閣府:人口推移データ

そのことからもわかるように、業種によってはどこも人手不足を感じています。

「未経験者でも可」として間口を広げることでより多くの人材を確保しようとしています。

0からの方が教えやすい

未経験者の場合、経験者と違い前職でのクセが無いため、会社側からすると教えやすいというのはあります。

前職のクセを直すよりも、0から教えた方が早いという考えです。

もちろん、経験者の方が即戦力になるのは確かですが、先程お話しした、人手不足という点で、研修制度がしっかりしている会社などは0から人材を育てることに力を入れているところが多くあります。

異業種からのスキルの取り入れ

異業種からのスキルの取り入れは、今では当たり前になってきています。

大手企業の社長がいい例です。

  • ローソンの会長:新浪剛史氏はサントリーホールディングスの社長
  • 日本コカ・コーラ社長:魚住雅彦氏は資生堂の社長
  • 日本マクドナルド社長:原田泳幸氏はベネッセホールディングスの会長兼社長

など、異業種のスキルを会社に取り入れることで会社の成長を加速させるというのは今では珍しくありません。

もちろん経験者の方が即戦力になれるという利点はありますが「未経験者」であっても企業側は以下の部分を見ています

  • 「ポテンシャル」
    • 基礎学力や仕事をやりきる
  • 「スタンス」
    • 仕事に対する価値観や考え方
  • 「ポータブルスキル」
    • 業界問わず活かせるスキル
  • 「テクニカルスキル」
    • 専門性の高いスキル

転職する企業や業界によっても採用の時に重視するポイントは違いますが、異業種からの転職の場合、転職先でその経験をどう活かせるのかが重要なポイントになります。

またこの辺りは年齢によっても変わってきます。

転職先業界を選ぶときの2つのポイント

失敗しない転職方法は同じ失敗をしないこと!

そのために、選ぶときのポイントを押さえておきましょう。

ポイント① 規模が大きく、現在も拡大している業界

当たり前ですが、規模がが縮小している業界よりも広がっている業界を選ぶことが重要です。

成長している産業はたくさんあります。

  • IT業界
  • インターネット広告業界
  • エンタメ業界
  • 建設業界
  • 運輸業界
  • 医療業界
  • 化学業界
  • 介護福祉業界
  • 人材派遣業界
  • 食品業界

などが、一般的に今後も成長産業と呼ばれています。

ポイント② 労働環境がホワイトな会社選び

転職を考えている多くの方は「今の仕事がキツい」「労働時間が長い」という方も多いと思います。

せっかく転職しても、その転職先がブラック企業なら意味がありません。

そこで、転職先に選ぶ会社が、働きやすい職場かどうかは非常に重要です。

上記に挙げた成長産業でも、ブラックな会社は存在します。

たとえば、運輸業界などは通販業界の拡大で人手不足が問題となっていますが、労働時間も長く会社によっては結構ブラックな業界です。

また、ベンチャー企業なども求められる能力が高く採用されたとしても、長期労働が多く体力的にハードです。

短期間での成長や若いうちに経験を積みたい方にはおすすめですが、安定をもとめる方にはまぁまぁきついです。

そこで次の章ではおすすめの業界と業種の解説をします。

転職でおすすめの7つの業界と業種

では次に業界未経験の方におすすめの業界と業種をご紹介します。

転職する時に重要なのが、その業界でなんの仕事につくかが大事です!

どの業界にもブラックな部分ホワイトな部分はありますが、将来自分にとってどの職業が有益なのかを考えましょう。

IT業界

インターネットの急速な拡大で成長を続けているIT業界はこれから先も伸びると予想できます。

日々新たな技術が生まれていて、ビジネスチャンスも豊富です。

技術発展とともにIT業企業が他分野へと進出する可能性も高く将来性があります。

世界のトップ企業はほぼこの業界が独占しています。

IT業界の仕事内容

IT業界と言っても業種はけっこうあります。

ざっくりかきだすとこんな感じ!

インターネット業界・Web業界

インターネット業界・WEB業界は、WEBサイト作成や、ネットワーク構築、インターネット広告など企業向けのサービスから、ポータルサイト、SNS、ショッピングサイトなどの個人向けサービスを提供している企業に分かれています。

この業界の魅力は、仕事や働き方は多種多様で企業のWEB担当者として自社サービスのサイトを作成・更新したり、制作会社に勤務してさまざまな業界・企業のサイト作成に携わることができます。

また、自分らしく働きたい人は在宅・フリーランスとして働くことも可能で、女性にとっては結婚や出産後も安心して長く働ける仕事として人気があります。

①WEBデザイナー

WEBデザイナーはインターネット上のWEBサイトのデザインを作る仕事です。HTML/CSSなどWEBサイトを作るのに基本となるスキルや、JavaScriptなどのプログラム言語の知識が必要です。

WEBディレクター

WEBディレクターはウェブサイト制作を監督・指揮する仕事です。WEBサイト制作にはWEBデザイナー、WEBプログラマー、WEBライターなどさまざまな役割が必要です。クライアントを含めすべてをまとめ、WEBサイト制作の進行・品質管理おこなうのがWEBディレクターの役割です。

WEBディレクターんじはWEBサイト制作全般の知識とかかわる人をまとめるコミュニケーション能力が求められます。

情報処理サービス業界

情報処理サービスは業界はシステムインテグレータとよばれ、企業の業務を円滑に進めるための独自システムや企画運用までを一貫して請け負う業界のことをいいます。わかりやすく言えば企業が抱える悩みや課題をシステムで解決していく業界です。

代表的な例は、佐川急便の流通システムや、銀行ATM、店舗レジや電子カルテなど生活に密着しているあらゆるものがあげられます。

ITコンサルタント

ITコンサルタントはITを活用して企業の悩みや課題を解決する専門家です。企業の経営戦略そってIT戦略をねり、システム開発の提案や運用プロジェクトの進捗状況などその仕事は多岐にわたります。経験がものをいう職種でエンジニアの最終目標といってもいいでしょう。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、技術的な作業「エンジニア」と顧客へ提案や課題解決をおこなう「営業」の両方の役割を持つのがセールスエンジニアです。ITコンサルタント同様に高いコミュニケーションスキルが必要とされます。

ソフトウェア業界

ハードウェアの動作を制御するための手順や命令をまとめたプログラムをソフトウェアと呼びます。ソフトウェアには2種類ありシステム全体を管理する(オペレーティングシステム)OSと、OS上で特定の作業を実行する(アプリケーションソフト)通称アプリです。

スマホの普及にともないAndroidやiOSなどのオペレーティングシステムが誕生し、現在さまざまなアプリケーションが開発されています。

プログラマー

プログラマーはソフトウェア開発の基本となる職業です。プログラム言語は100種類ほどあるため、専門で扱う言語により担当する案件が違います。プログラム言語の知識はもちろんですがプログラムを効率よく書く技術なども必要とされます。

システムエンジニア

システムエンジニアは「SE」とよばれ、システムの設計・開発・テストを手掛ける職種のことです。同様の業務を手掛ける職種にプログラマーがありますが、その線引きは企業やプロジェクトにより異なり、主に上流工程と呼ばれる部分を担当するのが一般的です。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアはコンピューターネットワークの構築・保守・管理をおこなう技術者のことです。快適なネットワーク環境(通信環境)を構築し守っていくのがネットワークエンジニアの仕事になります。様々なトラブルに対応する機会が多くクライアントへ理解させる説明能力などが必要です。

ハードウェア業界

ハードウェアとはパソコン本体や周辺機器などを構成する電子回路などのことを指します。昔はハードウェアといえば「パソコン」でしたが、今はインターネットなどのIT関連技術を利用できるスマホやゲーム機、家電などもハードウェアの部類に入ります。

(周辺機器とはキーボード、マウス、モニター、プリンター、コントローラーなど)

組込みシステムエンジニア

組込みシステムエンジニアとは製品に組み込まれるシステム(組込みシステム)を開発する職業で、製品の安全性や機能の精確性はシステムエンジニアのスキルで変わってきます。組込みシステムエンジニアには開発環境に詳しいだけでなく、特殊な言語プログラミング用語も必要です。家電業界や自動車業界などコンピューターで制御する製品を製造する大手メーカーなども組込みシステムエンジニアの仕事にふくまれます。

高いスキルが必要で常に最先端の技術を使ってモノづくりをするスペシャリストです。

インターネット広告業界

インターネット広告業界は2009年頃から右肩上がりに成長している注目の業界です。

広告業界はGoogle検索やSNSを利用したデジタル広告が主流となってきています。

スマホの爆発的な普及により今後も伸びていく業界です。

エンタメ業界

映画、アニメ、音楽、ゲームなどのエンターテインメント扱うエンタメ業界。

IT技術との組み合わせによるコンテンツ増大で、ソーシャルゲームや動画配信を中心に市場規模が拡大しています。

主にサブスプリクションとエンタメ業界の相性が非常に良く、安定した資金確保で安定しています。

今後AR/VR市場の拡大などで更なる飛躍が期待できます。

建設業界

世界的に見ても不況に強いと言われる建設業界。やはりIT技術の向上により作業の効率化が進んでいます。

その一方でAIでは対応しきれない部分(人の手じゃ無いと出来ない)も多く、業界自体の高齢化も進んでいるため、若い人材の確保に力を入れています。

医療業界

新たな医療技術の開発や健康意識が高まる現在の薬学的進歩など、この業界の衰退はまず考えられないでしょう。

医療業務をサポートするAIは今後も増えていく傾向で、その知識を創薬の分野に応用することで、さらなる成長が見込める業界。

ヘルスケアなども世界中で関心が高く、さまざまな角度からみて、発展する可能性が高い。

化学業界

化学業界とは、石油などを原料に樹脂、ゴム、合成繊維、プラスチックなどを作る業界のこと。

この分野は、IT技術を取り入れることで仕事の効率化と技術革新で大きく業績を伸ばしています。

化学業界は、業界全体がホワイトで労働環境の良さが有名です。

農業業界

農業は、イメージ的に衰退しているかのようなイメージが強いですが、じつは成長が見込まれている業界です。

やはり、大きく関係しているのは、農業とITの融合(アグリテック)で、生産を自動化することで、作業負担の軽減などを世界中で取り組んでいます。

アナログなイメージのある業界ですが、IT化を取り入れることで、今後伸びる産業として注目されています。

就職するなら自分の価値をまずしろう。

いざ、転職するとなっても、いきなり求人サイトを見ても、目当ての会社かどうかはわかりません。

未経験でも転職する際のポイントをおさえることで、転職できることは理解できても、実際自分で、その会社を見つけ出すのは、目をつぶって当たりを引くようなものです。

効率よく転職活動するなら、転職についてプロに相談することがおすすめです。

未経験者が転職で失敗しないためには?

未経験者が失敗しないためには、転職エージェントにアドバイスをもらう事です。

未経験からの転職でも、経歴や目指したい業界に合わせて個別にアドバイスをしてくれます。

さらに、転職先の仕事内容や雰囲気、その他の気になる情報も詳しく教えてくれるため、転職するときのミスマッチをできるだけ排除することができます。

面接時間の調整や職務経歴書の作成のサポートなどもしてくれるので、ぜひ活用しましょう。

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